つい先日まで暑いなあと思っていたら、急に朝晩、寒くなってきました。台風も週に1回のペースで日本に上陸しており、少しでも被害が少なく通り過ぎてくれることを願っています。風邪も増えてきています。その都度、手を洗いましょう。

 

今回はやや硬いテーマですが、 診察の際のコミュニケーションスキルとして、「LEARNの5段階」という枠組みがあり、研修医や医学生にも知っておいてもらいたい内容です。

 

「LEARNの5段階」というのは、

L:Listen     患者さんの話を聞く

E:Explain     説明する

A:Acknowledge    共通の理解を確認する

R:Recommend     お勧めする

N:Negotiate         交渉する

です。

 

まず、患者さんやご家族の話をよく聞いて、わかりやすく説明をする。そして、患者さんやご家族の考えや希望などを共通の理解にできているか確認をした上で、今後の方針についてお勧めをする。いくつかの選択肢があるなら、それも提示して、最終的に希望も考慮しつつ、交渉をして方針を決めていく。

 

簡単に言うとそういった内容です。診察の時だけでなく、日常会話においても同じように重要だと感じています。

 

特に「A」のところ、2018年8月16日のブログに書かせていただいた「患者さんが受診する本当の理由~受診動機~」とも重なるのですが、患者さんやご家族の思いを遠慮なく表出してもらい、それを正しく受け止めるのは、実際にはなかなか難しく、自身への戒めとして、ここに記載しております。

 

診察では限られた時間ではありますが、以上のような「LEARNの5段階」も意識して診療を行ってまいりたいと思います。理想は、意識せずとも習慣的に実践できることなのですが・・。