小学生高学年の頃、近くの図書館で「ズッコケ3人組」シリーズの本をよく借りて、読みました。最近、その図書館に行き、なつかしく思い、ズッコケシリーズの本を借りました。本当は、長男が読まないかなと思ったのですが、まだ難しいようなので、自分が読んだら、とてもおもしろく、早くその後の展開が知りたくて、睡魔に襲われつつ、夢中で読んでしまいました。

 

話は全く変わるのですが、今回のテーマは「緩和ケア」についてです。

 

みなさんは「緩和ケア」と聞くと、どのようなイメージをお持ちでしょうか。

「がんの治療ができなくなったら、緩和ケア・・。」

「緩和ケアをするということは、もう打つ手がないということ・・。」

以前はそういった印象のとおりだったかもしれません。

 

国立研究開発法人 国立がん研究センターがん対策情報センター

「緩和ケアについて理解する」

https://ganjoho.jp/hikkei/chapter3-1/03-01-08.html には、

 

・・・

緩和ケアは、がんが進行した時期だけでなく、がんが見つかったときから治療中も必要に応じて行われるべきものです。がんと診断されたときには、ひどく落ち込んだり、不安で眠れないこともあるかもしれません。治療の間には食欲がなくなったり、痛みが強いことがあるかもしれません。「つらさを和らげる」という緩和ケアの考え方を、診断されて間もない時期から取り入れることで、こうしたつらい症状を緩和しながら日々の生活を送ることができます。

 

また、がんの治療が難しいということがあっても、それはその患者さんに何もできないということではありません。痛みや吐き気、食欲不振、だるさ、気分の落ち込み、孤独感を軽くすること、自分らしさを保つことや、生活スタイルの確保など、緩和ケアではそれぞれの患者さんの生活が保たれるように、医学的な側面に限らず、幅広い対応をしていきます。

・・・

 

と書かれています。

 

現在は、各種がんの治療も目覚ましく発展し、先進的な治療を受けることもできます。一方で、治療を行いつつも、徐々に緩和ケアに移行していく必要が出てくる場合もあります。この「徐々に」が重要となります。戦うだけ戦い、身も心も疲れはてて、それからやっと緩和ケアではなく、戦いつつもなだらかに、自然なかたちで緩和ケアが取り入れられていく。そのためには、専門医とかかりつけ医、その他のコメディカルスタッフが連携して、患者本人や家族の意向も尊重しつつ、最善の選択を行っていくことが重要となります。

 

みなさんは、ご自身やご家族のことをよく知っており、なんでも相談に乗ってくれる「かかりつけ医」はいますか?当院はそのような「かかりつけ医」になりたい、と考えています。お元気なうちは通院で、通院が困難となれば、ご自宅や施設に訪問診療を行うことで、継続的に関わらせていただくことができます。

 

がんの治療中や治療後で、お体やその後の過ごし方についてご心配がある場合、必要時は専門医と連携しつつ、かかりつけ医として診察させていただきますので、お気軽にご相談ください。